REGZAの録画用ドライブをSSD-SCT2.0U3BA/Nに交換した
SSD-SCT2.0U3BA/Nが15,980円と少し安くなっていたので思い切って買った。
HDDのガリガリ音と振動の反響音がリビングで聞こえるのが嫌で、今までも2TBのSSDとしてSanDisk SDSSDA-2T00-G26をUSB接続で使っていた。ただこれがREGZAと組み合わせると全然期待通りに動いてくれない。テレビの録画なんて2番組同時録画してもせいぜい2x24Mbps、で同時録画中に他の番組を再生しても24Mbpsなので、6MB/sの書き込みと3MB/sの読み出しというHDDですら楽々こなせるタスクなのに、なぜかこのSanDiskのやつだとテレビ自体がエラーを吐いたり、録画データが破損してブロックノイズが出たりする。熱の影響かと思ってケースから出して裸で運用したり、USBからの電源供給が足りないかと思って補助電源を追加してもダメ。
テレビが悪いのかSSDが悪いのか自信がないまま新しいSSDを買ったけど、結果として問題なく動いてくれてよかった。
REGZAはXFSを使ってるのでファイルシステムか中身をコピーしてってのは可能かもしれないけど、今回はさくっとまるごと移行。
$ lsblk -f /dev/disk/by-id/ata-SanDisk_SSD_PLUS_2000GB_XYZ
NAME FSTYPE FSVER LABEL UUID FSAVAIL FSUSE% MOUNTPOINTS
sda
└─sda1 xfs d5ea386b-ad90-47fc-9105-383cb0b00eba 118.8G 94% /media/nobuto/d5ea386b-ad90-47fc-9105-383cb0b00eba
移行元と移行先のSSDのサイズはピッタリ同じなのでリサイズを考慮しなくていい。
$ lsblk \
/dev/disk/by-id/ata-SanDisk_SSD_PLUS_2000GB_XYZ \
/dev/disk/by-id/usb-BUFFALO_SSD-SCTU3A_XYZ-0\:0
NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINTS
sda 8:0 0 1.8T 0 disk
...
sdb 8:16 0 1.8T 0 disk
...
$ lsblk -b \
/dev/disk/by-id/ata-SanDisk_SSD_PLUS_2000GB_XYZ \
/dev/disk/by-id/usb-BUFFALO_SSD-SCTU3A_XYZ-0\:0
NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINTS
sda 8:0 0 2000398934016 0 disk
...
sdb 8:16 0 2000398934016 0 disk
...
で、移行元のドライブも壊れてるわけではないので、ddrescue
ではなくさくっとdd
で。
$ sudo dd \
if=/dev/disk/by-id/ata-SanDisk_SSD_PLUS_2000GB_XYZ \
of=/dev/disk/by-id/usb-BUFFALO_SSD-SCTU3A_XYZ-0\:0 \
bs=4M status=progress oflag=sync
2000398934016 bytes (2.0 TB, 1.8 TiB) copied, 18102.6 s, 111 MB/s
最初のうちは200-300MB/sとかでコピーされてたけれども徐々に100MB/sぐらいに落ち着いて結局5時間以上かかることに。
移行が終わってからSanDiskのSSDをテストすると、新しいSSDの方が全然安定してる。特にレイテンシー。
条件を変えてもっと長く書き込みすると、なるほどテレビ録画といえどもこのSSDにはきつかったのかもしれない、という図が出せる。
旧SSDの費用が無駄になった感じがするけど、テレビ自体は悪くなさそうというのがわかっただけでも良しとする。